by WebSurfer
2010年6月25日 12:19
タグが 3D 空間で回転するタグクラウドを表示するため、WordPress のプラグイン WP-Cumulus の作者のサイト Help me test WP-Cumulus unicode support から Unicode Support 版の tagcloud.swf を入手して利用させていただいています。
これの flashvars のパラメータ設定で、ちょっとハマったことがありましたので、備忘録として書いておきます(distr 以外は最新のリリース版 V1.23 と同じかもしれませんが未確認です)。
distr
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回転する球面にタグを一様に配置するか否かを指定するパラメータです。
V1.23 とは逆になっており、
false に設定もしくはこのパラメータ指定を全削除すると一様になります。
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mode
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タグ、カテゴリー、もしくはその両方のどれを表示するか指定するものだそうです。
自分には意味不明ですが、検証の結果、以下のようになりました。
表示するタグの文字、その大きさ、リンク先のデータを渡す方法は、
(1) tagcloud パラメータに文字列としてリンクデータを埋め込む、
(2) 外部 xml ファイルを作ってそれを読み込ませる、の二通りがあります。
前者の場合は、このパラメータ指定(例: so.addVariable("mode", "tags");)が必須です。
この指定がないと、外部 xml ファイルを探しに行き、あればそれを使用し、なければ空白が表示されます
(tagcloud パラメータに設定したリンクデータは無視されます・・・ここがハマったところです)。
後者の場合はパラメータ指定(上記の例参照)を全削除します。何故かそうしないと動きません。
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tcolor
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デフォルトのタグの色だそうです。
でも検証した限りではそうならなくて、
そのタグが使用される頻度が多いとこの色に近づいていきます。
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tcolor2
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このパラメータを指定すると、使用される頻度が少ないタグはこの色になるそうです。
指定しなくても、tcolor の設定に応じて、何らかの色が自動的に設定される感じです。
うまく設定できないので(個人的には)、tcolor と同じにしておくのがいいと思います。
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tagcloud
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外部 xml ファイルを使わず、
tagcloud パラメータに文字列としてリンクデータを埋め込む場合に使用します。
なかなか微妙で、xml データの文字列に改行などが入っていると Flash Player
の起動さえできないです。
なお、urlencoding optional と書いてありますが、日本語でもエンコードなしで問題なかったです。
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その他の詳しい情報は WP-Cumulus の作者のサイト How to repurpose my tag cloud Flash movie を参照してください。
なお、Unicode Support 版は WP-Cumulus 2.0 開発のための試験用のようで、正式にリリースされたわけではなく、作者は使用を推奨していないので注意してください。
サイズが約 5 KB と小さいにもかかわらず、日本語を含む多言語に対応しているところが Unicode Support 版の魅力なのですが(V1.23 は 34 KB もあります)・・・