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MMC がクラッシュする

by WebSurfer 2017年2月8日 14:59

先日買った Windows 10 Pro 64-bit のノート PC で Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) がクラッシュするという問題に遭遇しました。その状況と、とりあえず解決したので解決策を書いておきます。

MMC のクラッシュ

MMC 本体の起動は可能です。「ファイル名を指定して実行」のダイアログで mmc と入力し[OK]ボタンをクリックすれば MMC は立ち上がります。

問題はそのあとで、[ファイル(F)]=>[スナップインの追加と削除(M)...]で表示される「スナップインの追加と削除」ダイアログでスナップインを追加し、[OK]ボタンをクリックすると、上の画像のように「Microsoft 管理コンソール は動作を停止しました」というメッセージが出て落ちてしまいます。

スナップインを追加しないで「スナップインの追加と削除」ダイアログの[キャンセル]ボタンをクリックしてダイアログを閉じるだけでも同様な問題が出ます。

イベントビューアでそのエラーを見てみると、ntdll.dll というモジュールで障害が発生しているとのこと。

イベントビューア

上の画像にある「例外コード: 0xc0000374」というのはヒープが壊れているということらしいです。

PC には、購入後、Office, Visual Studio, SQL Server, Fiddler, MySQL, Chrome, Firefox, Windows Live mail, Acrobat Reader 他のアプリを多々インストールしています。多分そのどれかとの相性の問題であろうと思ったのですが、どれかを特定できません。(涙)

ググって調べると ntdll.dll がらみの問題の記事は多々ヒットするのですが、どれも自分のケースには関係なさそうです。(涙)

いろいろ無駄に時間を費やしてしまったのですが、最終的に mmc crash ntdll.dll でググったら MMC application crashes when trying to add snap-in という記事が見つかりました。

その記事によると、OS が Windows 7 の PC に SQL Server Management Stuidio 2005 と 2008 の両方がインストールしてあったのが問題で、2008 の方をアンインストールしたら問題は解消したとのこと。

自分の PC には、SQL Server 2008 Express と SQL Server 2005 Developer Edition の一部(注)がインストールされていました。

(注: Windows 10 では SQL Server 2005 はサポートされてないということで本体のインストールは失敗したのですが、本体の残骸や Reporting Service などと一部のツール類がインストールされました)

SQL Server 2005 はインストールが不完全ながらツールに使えるものがあるかもしれないと思って残しておいたのですが、この際 SQL Server 2005 関係のプログラムは全てアンインストールしてみることにしました。

結果、MMC がクラッシュするという問題は解消できました。

SQL Server 2005 用の Management Stuidio はインストールできていなかったので、ググってヒットした記事とは話が違うのですが、何にせよ SQL Server 2005 用のプログラムとの相性の問題だったようです。

SQL Server 2008 も Windows 10 ではサポートしてないそうなので問題が出るかもしれないのが気になりますが、インストールできて今のところ問題なく動いていますし、MMC も使えるようになったということで、このまま様子を見たいと思います。

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PC

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