2008/1/9 記
クライシス(PC ゲーム)
2008 年の正月の暇つぶしのため、クライシス (CRYSIS) という PC 用の 3D ゲームを購入して遊んでみました。
ゲームの内容は、米軍の特殊部隊がフィリピンのある島で敵と戦うという設定の一人称視点シューティングゲームです(FPS ... First Person Shooter というらしいです)。
敵は、ゲームの前半が北朝鮮軍、後半はエイリアンという設定になっています。
どうも自分はゲームには向いていないようで、途中で諦めて投げ出してしまうことが多々あるのですが、
これには結構ハマってしまい、正月が 9 連休だったのを幸いに朝から晩までゲームに没頭して、
何とかクリアすることができました。と言っても、一番易しいレベルで 1 週間もかかってしまいましたが。(^_^;)
写真がゲームの最後のシーンで、ボスキャラ(爆発しているのがそれで、エイリアンの母船らしいです)を倒したあと、
VTOL(垂直離着陸機)に乗り込んで脱出するところです。
何故 PC ゲームを買ったかと言うと、前のページで紹介しましたように自分専用のデスクトップ型 PC を自作し、
グラフィックスカードもミドルクラスながら一応 3D ゲームができるものを入れたので、
今までのノート PC では動かなかった最新の PC 用 3D ゲームがどのようなものか見てみたかったからです。
何故クライシスを買ったかと言うと、最新のグラフィックス技術てんこ盛りで作られていること、
Vista (DirectX 10) に対応していること、2007 年最大の話題作だと言う噂を聞いていたことなどが理由です。
ただ、推奨レベルでも 8800GTS, 640MB 以上のグラフィックスカードが必要で、高解像度で「最高」レベル(低、中、高、最高の 4 レベルあり)で楽しむには 8800Ultra 3 枚挿し SLI ぐらいにしないとダメという話で、
それよりはるかにパフォーマンスが劣る自分の 8600GT ではそのグラフィックスの真価は分からないらしいですが。
実際にプレイしてみて、自分の 8600GT の場合、自動設定すると 1680 x 1050 の解像度で「中」になりますが、 あるステージ(極寒シーンや空母甲板上でのラストバトル)ではかなりの負荷が
GPU にかかるらしく、 フレームレートが落ち込んで敵に照準を合わせるのさえ難しくなってきます。
シューティングゲームで照準が合わせられないのでは話にならないので、まともにプレイするためには解像度を
1280 x 990 程度に下げ、さらにグラフィックスを「低」レベルに落とさざるを得なくなりました。
あるゲーム情報サイトの記事に書いてあったことですが、8800GTX, 768MB を使用しても、
グラフィックスが「最高」レベルの場合、
上記のステージでは平均 10fps 前後にまでフレームレートが落ち込んだそうです。
でも、8600GT でも、グラフィックスを「最高」や「高」レベルにすることにこだわらなければ、
それなりに楽しめます。「中」や「低」でもグラフィックスは結構きれいで、自分としては満足でした。
まぁ、できればグラフィックスを「最高」や「高」レベルにしてプレイしてみたいとは思いますが、
グラフィックスカードを買い換えるにしても、自分の手が届く 8800GT では役不足と思われますので、
よりコストパフォーマンスが高い次期 GPU が市場に出てくるのを待つことにします。
それから、PC のシューティングゲームをやってみて初めて分かったことですが、
ゲーム機のコントローラーは FPS には向かないと言うことを学びました。特に照準の操作が問題です。
実は、ゲーム用コントローラーの方が操作しやすいと思って Xbox 360 のコントローラーを買ってしまったんです。
それが失敗でした。
使ってみると、マウスと比べて、コントローラーのスティックでは動かすスピードも限られる上に精密な操作がしづらく、
照準を合わせられないのです。はっきり言って使い物にならなかったです。
せっかく買った Xbox 360 のコントローラーは、クライシスには役に立ちませんでしたが、
フライト・シミュレーターというゲームも買ったので、そちらで役立つことを祈ってます。
「側面のハッチ」というのはここです(ネタバレ注意)
サイコと一緒に VTOL に乗ったヘレナが、「側面のハッチを破壊して!」と指示を出すので、自分が乗っている米軍の空母のどこかにそのハッチがあると思って探し回りました。
見つけるのに 2 日もかかりましたが、やっとその場所が分かりました。 空母の側面じゃなくて、エイリアンの母船の下面でした。
その前のステージで、洞窟からの出口を見つけるのにもずいぶん時間がかかりました。
このゲームは、戦闘よりも道や出口を探して歩き回るのに時間がかかって、その点は楽しくないです。