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MVC で Chart を利用する方法

by WebSurfer 23. May 2018 16:51

ASP.NET Web Forms アプリ用のサーバーコントロールである Chart を MVC アプリで利用する方法を書きます。

MVC アプリで Chart 利用

一般的に、Web Forms 用のサーバーコントロールは、MVC でも ViewState とポストバックを使わない範囲であれば利用できます。

Chart の場合、要求を受けてグラフの画像ファイルを生成するという操作には ViewState とポストバックは不要ですので、MVC でも利用できます。

問題は Chart が生成した画像ファイルを、どのようにブラウザが取得して表示できるかということです。

ASP.NET Web Forms アプリの場合、Chart が生成した画像ファイルはサーバーの c:\TempImageFiles フォルダに一時保存されます。そして、.aspx ページ上で Chart を配置した位置に img 要素がレンダリングされ、その src 属性に画像ファイルを取得するための HTTP ハンドラ設定されます。

ブラウザがページを受信すると、ブラウザは img 要素の src 属性に設定された HTTP ハンドラをサーバーに要求します。要求を受けたサーバーは HTTP ハンドラを使って一時保存された画像ファイルを取得してブラウザに送信し、ブラウザは受信した画像を img 要素の位置に表示するという仕組みになっています。詳しくは、先の記事「Chart」を見てください。

MVC アプリでも .aspx 形式の View を使う場合は Web Forms アプリと同等なことができると思いますが(未検証・未確認です)、最近の主流らしい Razor 形式の View の場合は img 要素のレンダリングが問題です。

ではどうするかと言うと、Web Forms アプリのような HTTP ハンドラは利用せず、Controller のアクションメソッドで画像をダウンロードするようにし、img 要素は自分で View に書いて、その src 属性にアクションメソッドの url を設定してやります。

アクションメソッドでは、動的に Chart を生成し、Chart.SaveImage メソッドを使って画像データを MemoryStream に保存し、Controller.File メソッド (Byte[], String) で画像のバイト列を応答ストリームに書き出すようにします。

先の記事「Chart」と同じ SQL Server のデータから、同じグラフ画像を生成してダウンロードさせるアクションメソッドのサンプルを以下に書いておきます。このアクションメソッドの url を img 要素の src 属性に設定した結果が上の画像です。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Web;
using System.Web.Mvc;
using AdventureWorksLT;
using Mvc5App.Extensions;
using System.ComponentModel.DataAnnotations;

// Chart を利用するコードのため以下を追加する
using System.Web.UI.DataVisualization.Charting;
using System.Web.UI;
using System.Web.UI.WebControls;
using System.IO;

namespace Mvc5App.Controllers
{
  public class HomeController : Controller
  {        
    public ActionResult Chart()
    {
      SqlDataSource sds = new SqlDataSource()
      {
        ID = "SqlDataSource1",
        ConnectionString = @"接続文字列",
        SelectCommand = @"SELECT 
        Month, 
        SUM(CASE WHEN Name=N'三吉' THEN Sales ELSE 0 END) AS 三吉, 
        SUM(CASE WHEN Name=N'春日' THEN Sales ELSE 0 END) AS 春日, 
        SUM(CASE WHEN Name=N'東雲' THEN Sales ELSE 0 END) AS 東雲, 
        SUM(CASE WHEN Name=N'府中' THEN Sales ELSE 0 END) AS 府中, 
        SUM(CASE WHEN Name=N'広島' THEN Sales ELSE 0 END) AS 広島 
        FROM Shop GROUP BY Month"
      };

      Chart chart = new Chart()
      {
        ID = "Chart1",
        Width = 600,
        DataSource = sds.Select(DataSourceSelectArguments.Empty)
                
        // 注:以下のようにするとエラー
        // DataSourceID = "SqlDataSource1"
      };

      Legend legend = new Legend()
      {
        DockedToChartArea = "ChartArea1",
        IsDockedInsideChartArea = false,
        Name = "Legend1"
      };
      chart.Legends.Add(legend);

      Series series = new Series()
      {
        Name = "三吉",
        ChartType = SeriesChartType.StackedColumn,
        CustomProperties = "DrawingStyle=Cylinder",
        IsValueShownAsLabel = true,
        Label = "#PERCENT{P1}",
        Legend = "Legend1",
        XValueMember = "Month",
        YValueMembers = "三吉"
      };
      chart.Series.Add(series);

      series = new Series()
      {
        Name = "春日",
        ChartType = SeriesChartType.StackedColumn,
        CustomProperties = "DrawingStyle=Cylinder",
        IsValueShownAsLabel = true,
        Label = "#PERCENT{P1}",
        Legend = "Legend1",
        XValueMember = "Month",
        YValueMembers = "春日"
      };
      chart.Series.Add(series);

      series = new Series()
      {
        Name = "東雲",
        ChartType = SeriesChartType.StackedColumn,
        CustomProperties = "DrawingStyle=Cylinder",
        IsValueShownAsLabel = true,
        Label = "#PERCENT{P1}",
        Legend = "Legend1",
        XValueMember = "Month",
        YValueMembers = "東雲"
      };
      chart.Series.Add(series);

      series = new Series()
      {
        Name = "府中",
        ChartType = SeriesChartType.StackedColumn,
        CustomProperties = "DrawingStyle=Cylinder",
        IsValueShownAsLabel = true,
        Label = "#PERCENT{P1}",
        Legend = "Legend1",
        XValueMember = "Month",
        YValueMembers = "府中"
      };
      chart.Series.Add(series);

      series = new Series()
      {
        Name = "広島",
        ChartType = SeriesChartType.StackedColumn,
        CustomProperties = "DrawingStyle=Cylinder",
        IsValueShownAsLabel = true,
        Label = "#PERCENT{P1}",
        Legend = "Legend1",
        XValueMember = "Month",
        YValueMembers = "広島"
      };
      chart.Series.Add(series);

      ChartArea chartArea = new ChartArea()
      {
        Name = "ChartArea1",
        AxisY = new Axis() { Title = "売上高" },
        AxisX = new Axis() { Title = "売上月" }
      };
      chart.ChartAreas.Add(chartArea);

      using (var ms = new MemoryStream())
      {
        chart.SaveImage(ms, ChartImageFormat.Png);

        // キャッシュを許可するか否か、許可する場合は有効期限を
        // 指定しておくべき。
        // 以下のコードはキャッシュを許可しない場合の例。応答ヘ
        // ッダーは次のようになる。
        //    Cache-Control: no-cache
        //    Pragma: no-cache
        //    Expires: -1
        Response.Cache.SetCacheability(HttpCacheability.NoCache);
        Response.Cache.SetExpires(DateTime.Now.ToUniversalTime());
        Response.Cache.SetMaxAge(new TimeSpan(0, 0, 0, 0));

        return File(ms.ToArray(), "image/png");

        // File の第 3 引数を以下のように設定すると応答ヘッダに
        // Content-Disposition: attachment; filename=chart.png
        // が含まれるようになる。
        // return File(ms.ToArray(), "image/png", "chart.png");
      }
    }
  }
}

先の記事「Chart」で書きました Web Forms アプリでは、Visual Studio によって自動的に web.config に HTTP ハンドラの定義や appSettings の設定が追加されますが、それらは一切不要です。

ただし、System.Web.DataVisualization の参照への追加が必要です。using 句を追加するだけではダメです。

参照の追加

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MVC

EditorFor での属性の付与方法

by WebSurfer 23. February 2018 18:32

Microsoft のドキュメント What's New in ASP.NET MVC 5.1 によると、MVC 5.1 から、HTML ヘルパー EditorFor を使っても、生成される html 要素に任意の属性を付与できるようになったそうです。(実際、自分が試した限りですが、 MVC 4 では以下に述べるいずれの方法でもダメでした)

何を今頃と言われるかもしれませんが(汗)、最近そのあたりのことを調べて自分にとっていろいろ新発見があったので、備忘録としてまとめて書いておきます。

(1) TextBoxFor の場合

LabelFor, TextBoxFor などでは、第 2 引数に匿名オブジェクトを渡して html 属性を付与することができます。例えば以下のようにすると、

@Html.TextBoxFor(m => m.LastName, 
  new { @class = "coolTextBox", data_date = "12-02-2012" })

それから生成される html 要素は以下のようになります。(見やすくなるよう改行を入れてます)

<input 
  class="coolTextBox" 
  data-date="12-02-2012" 
  id="LastName" 
  name="LastName" 
  type="text" 
  value="Gee" />

本題とは関係ないですが、ついでに、匿名オブジェクトを書くときの注意点を上記の TestBoxFor の設定を例にして書いておきます。

匿名オブジェクトは、上記の場合 C# のコードですから、プロパティ名は C# としての識別子の条件を満たす必要があります。class は C# では予約語ですからそのまま使うことはできません。なので @ を付与して識別子名として使えるようにしています。(コンパイラには @ は無視されて class が識別子名と見なされます)

html 要素の属性としてよくある名前で、C# の識別子として使えないケースではハイフン '-' を含む属性名があると思います。例えば上記のように data-date="12-02-2012" という属性を設定したい場合です。その場合はハイフン '-' に代えてアンダースコア '_' を使います。ASP.NET によって html に変換されると、'_' は '-' に変換されます。

(2) EditorFor の場合

EditorFor では第 2 引数を上記の TextBoxFor と同様に設定しても無視されます。例えば以下のようにすると、

@Html.EditorFor(m => m.LastName, 
  new { @class = "coolTextBox", data_date = "12-02-2012" })

生成される html 要素は以下のようになります。

<input 
  class="text-box single-line" 
  id="LastName" 
  name="LastName" 
  type="text" 
  value="Gee" />

上記の class="text-box single-line" はデフォルトでハードコーディングされている属性だそうです。そのあたりのことは Overwriting the class on a `Html.EditorFor` とか、その記事が参照している ASP.NET MVC 2 Templates, Part 3: Default Templates に書いてありますので興味があれば見てください。

MVC 5.1 より前ではデフォルトを変更したりそれに追加することができなかったので EditorFor に代えて TextBoxFor を使うという手段を取っていたらしいです。MSDN Forum のスレッド Override CSS for textbox in MVC4 にそのような記事があります。

ところが、MVC 5.1 からは一番上に紹介した記事にあるように、EditorFor にも任意の属性が付与できるようになりました。

以下のように、匿名オブジェクトのプロパティ名を htmlAttributes とし、それに付与したい属性の匿名オブジェクトを設定するというように、入れ子で匿名オブジェクトを設定します。

@Html.EditorFor(m => m.LastName,
  new { htmlAttributes =
    new { @class = "coolTextBox", data_date = "12-02-2012" } })

その結果生成される html 要素は以下のようになります。

<input 
  class="coolTextBox text-box single-line" 
  data-date="12-02-2012" 
  id="LastName" 
  name="LastName" 
  type="text" 
  value="Gee" />

デフォルトでハードコーディングされている class="text-box single-line" と、上記コードで設定した class="coolTextBox" data-date="12-02-2012" がマージされているのが分かるでしょうか。

上に紹介した記事 What's New in ASP.NET MVC 5.1 によると Bootstrap をサポートするためとのことです。それでどのようにサポートできるのかは調べ切れてません。

TextBoxFor と EditorFor でなぜ違うのかは Html.EditorFor and htmlAttributes に詳しく書いてありますので、興味があれば見てください。

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MVC

ASP.NET Identity のロール管理 (MVC)

by WebSurfer 2. November 2017 16:40

ASP.NET Identity ベースのフォーム認証を実装した ASP.NET MVC5 アプリケーションで、管理者がロール管理を行う機能を実装する例を書きます。先の記事「ASP.NET Identity のユーザー管理 (MVC)」の続きです。

ロール管理画面

CodeZine の記事「ASP.NET Identityでユーザーに役割(ロール)を持たせる 」に、ASP.NET Web Forms アプリ用のユーザー管理画面を作る手順が載っていますが、その MVC 版です。

ベースとなるのは、先の記事「ASP.NET Identity のユーザー管理 (MVC)」と同様、Visual Studio 2015 Community で MVC のテンプレートを利用し、認証に「個別のユーザーアカウント」を指定して自動生成させたプロジェクトです。

それにロール情報の追加、変更、削除および登録済みユーザーのロールのアサインを行う機能を実装するには以下のようにします:

(1) コードの追加

ロール情報の追加、変更、削除を行うのに用いるクラスは、IdentityRole クラスRoleManager<TRole, TKey> クラスです。

テンプレートで自動生成されたコードにはそれらのコードは含まれていませんので追記する必要があります。

具体的には、Models\IdentityModels.cs, App_Start\IdentityConfig.cs, App_Start\Startup.Auth.cs の 3 つの既存のファイルに、CodeZine の記事「ASP.NET Identityでユーザーに役割(ロール)を持たせる」を参考にコードを追加します。(記事のコードをそのままコピペすれば OK)

何を追加するかを簡単に書きますと、IdentityModels.cs, IdentityConfig.cs, Startup.Auth.cs の順に、以下の通りです。

  1. IdentityRole クラスを継承した ApplicationRole クラスを IdentityModels.cs に追加。
  2. RoleManager<TRole, TKey> クラスを継承した ApplicationRoleManager クラスを IdentityConfig.cs に追加。定義には ApplicationRoleManager クラスのインスタンスを生成して OwinContext に登録するための Create メソッドを含める。Create メソッドにはロールストアに何も定義されてない場合 Administrator という名前のロールを作成するコードも含まれています。
  3. ApplicationRoleManager のインスタンスを生成して OwinContext に登録するコードを Startup.Auth.cs の ConfigureAuth メソッドに追加。これにより、Controller で HttpContext.GetOwinContext() メソッドにより OwinContext を取得し、それから Get<ApplicationRoleManager>() メソッドで ApplicationRolerManager オブジェクトを取得できるようになります。

(2) Migrations を実施

上記 (1) の作業後アプリを実行すると、先にユーザー情報を登録して EF Code First の機能で DB を生成済みの場合は以下のようなエラーが出ると思います。ちなみに、下の画像でエラーとなっている行は、上記 (1) - 2 で追加した Create メソッドでロールストアにあるロール情報を取得するものです。

エラー画面

その場合は Migrations 実施してから再度実行してください。

具体的には、Visual Studio のパッケージマネージャーコンソールで、Enable-Migrations コマンドを実行して Code First Migrations を有効にし、次に Update-Database –Verbose コマンドを実行して保留中の移行をデータベースに適用します。

(3) AspNetRoles テーブルの確認

上記 (2) でエラーなく無事実行できれば、以下の画像のようにロール情報のストアとなる AspNetRoles テーブルに Discriminator フィールドが追加され、「結果」ウィンドウに示すように Name が Administrator というレコードができているはずです。

AspNetRoles テーブル

(4) ロール管理用 Controller / View の実装

ロール情報の追加、変更、削除および登録済みユーザーのロールのアサインを行うための Controller / View を実装します。Controller の実装例を以下に示します。説明はコード内のコメントに書きましたので、それを見てください。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Web;
using System.Web.Mvc;

// 上は自動生成されたもの。それに以下の名前空間を追加
using Microsoft.AspNet.Identity;
using Microsoft.AspNet.Identity.Owin;
using System.Net;
using System.ComponentModel.DataAnnotations;
using System.Threading.Tasks;
using Mcv5App2.Models;

namespace Mcv5App2.Controllers
{
  // 以下の RoleModel, UserWithRoleInfo, RoleInfo の 3 クラス
  // はここで利用する Model。Controller 内に定義したのは単に
  // 分けるのが面倒だから

  // アクションメソッド Create, Edit 用の Model
  public class RoleModel
  {
    [Required]
    [StringLength(
      100, 
      ErrorMessage = "{0} は {2} 文字以上",
      MinimumLength = 3)]
    [Display(Name = "Role")]
    public string Role { get; set; }
  }

  // アクションメソッド UserWithRoles, EditRoleAssignment
  //  (各ユーザーのロール一覧表示、ロールのアサイン・削除) 
  // 用の Model
  public class UserWithRoleInfo
  {
    public UserWithRoleInfo()
    {
      UserRoles = new List<RoleInfo>();
    }

    public string UserId { set; get; }
    public string UserName { set; get; }
    public string UserEmail { set; get; }

    public IList<RoleInfo> UserRoles { set; get; }
  }

  public class RoleInfo
  {
    public string RoleName { set; get; }
    public bool IsInThisRole { set; get; }
  }


  // ここから Controller のコード
  public class RolesController : Controller
  {
    private ApplicationUserManager _userManager;
    private ApplicationRoleManager _roleManager;

    public ApplicationUserManager UserManager
    {
      get
      {
        return _userManager ?? 
            HttpContext.GetOwinContext().
            GetUserManager<ApplicationUserManager>();
      }
      private set
      {
        _userManager = value;
      }
    }

    public ApplicationRoleManager RoleManager
    {
      get
      {
        return _roleManager ?? 
            HttpContext.GetOwinContext().
            Get<ApplicationRoleManager>();
      }
      private set
      {
        _roleManager = value;
      }
    }

    // GET: Roles(登録済みロールの一覧)
    // Model は ApplicationRole
    public ActionResult Index()
    {
      var roles = 
        RoleManager.Roles.OrderBy(role => role.Name);
      return View(roles);
    }

    // GET: Roles/Details/Id(指定 Id のロール詳細)
    // 上の一覧以上の情報は含まれないので不要かも・・・
    // Model は ApplicationRole
    public async Task<ActionResult> Details(string id)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                        HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      var target = await RoleManager.FindByIdAsync(id);
      if (target == null)
      {
        return HttpNotFound();
      }
      return View(target);
    }

    // GET: Roles/Create(新���ロール作成・登録)
    // Model は上に定義した RoleModel クラス
    public ActionResult Create()
    {
      return View();
    }

    // POST: Roles/Create(新規ロール作成・登録)
    // Model は上に定義した RoleModel クラス
    [HttpPost]
    [ValidateAntiForgeryToken]
    public async Task<ActionResult> Create(RoleModel model)
    {
      if (ModelState.IsValid)
      {
        // ユーザーが入力したロール名を model.Role から取得し
        // て ApplicationRole を生成
        var role = new ApplicationRole { Name = model.Role };

        // 上の ApplicationRole から新規ロールを作成・登録
        var result = await RoleManager.CreateAsync(role);

        if (result.Succeeded)
        {
          // 登録に成功したら Roles/Index にリダイレクト
          return RedirectToAction("Index", "Roles");
        }

        // result.Succeeded が false の場合 ModelSate にエ
        // ラー情報を追加しないとエラーメッセージが出ない。
        // AccountController と同様に AddErrors メソッドを
        // 定義して利用(一番下に定義あり)
        AddErrors(result);
      }

      // ロールの登録に失敗した場合、登録画面を再描画
      return View(model);
    }

    // GET: Roles/Edit/Ed(指定 Id のロール情報の更新)
    // ここで更新できるのはロール名のみ
    // Model は上に定義した RoleModel クラス
    public async Task<ActionResult> Edit(string id)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                            HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      var target = await RoleManager.FindByIdAsync(id);

      if (target == null)
      {
        return HttpNotFound();
      }

      RoleModel model = new RoleModel() { Role = target.Name };

      return View(model);
    }

    // POST: Roles/Edit/Id(指定 Id のロール情報の更新)
    // ここで更新できるのはロール名のみ
    // Model は上に定義した RoleModel クラス
    [HttpPost]
    [ValidateAntiForgeryToken]
    public async Task<ActionResult> 
                        Edit(string id, RoleModel model)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                            HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      if (ModelState.IsValid)
      {
        var target = await RoleManager.FindByIdAsync(id);

        // ユーザーが入力したロール名を model.Role から取得し
        // て ApplicationRole の Name を書き換え
        target.Name = model.Role;

        // Name を書き換えた ApplicationRole で更新をかける
        var result = await RoleManager.UpdateAsync(target);

        if (result.Succeeded)
        {
          // 更新に成功したら Roles/Index にリダイレクト
          return RedirectToAction("Index", "Roles");
        }

        // result.Succeeded が false の場合 ModelSate にエ
        // ラー情報を追加しないとエラーメッセージが出ない。
        AddErrors(result);
      }

      // 更新に失敗した場合、編集画面を再描画
      return View(model);
    }

    // GET: Roles/Delete/Id(指定 Id のロールを削除)
    // 階層更新が行われているようで、ユーザーがアサインされて
    // いるロールも削除可能。
    // Model は ApplicationRole
    public async Task<ActionResult> Delete(string id)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                            HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      var target = await RoleManager.FindByIdAsync(id);

      if (target == null)
      {
        return HttpNotFound();
      }

      return View(target);
    }

    // POST: Roles/Delete/Id(指定 Id のロールを削除)
    // Model は ApplicationRole
    // 上の Delete(string id) と同シグネチャのメソッド
    // は定義できないので、メソッド名を変えて、下のよう
    // に ActionName("Delete") を設定する
    [HttpPost, ActionName("Delete")]
    [ValidateAntiForgeryToken]
    public async Task<ActionResult> 
                        DeleteConfirmed(string id)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                            HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      var target = await RoleManager.FindByIdAsync(id);

      if (target == null)
      {
        return HttpNotFound();
      }

      // ユーザーがアサインされているロールも以下の一行で
      // 削除可能。内部で階層更新が行われているらしい。
      var result = await RoleManager.DeleteAsync(target);

      if (result.Succeeded)
      {
        // 削除に成功したら Roles/Index にリダイレクト
        return RedirectToAction("Index", "Roles");
      }

      // result.Succeeded が false の場合 ModelSate にエ
      // ラー情報を追加しないとエラーメッセージが出ない。
      AddErrors(result);

      // 削除に失敗した場合、削除画面を再描画
      return View(target);
    }


    // 以下は:
    // (1) UserWithRoles で、上の画像のように、登録済みユーザー
    //     の一覧と各ユーザーへのロールのアサイン状況を表示し、
    // (2) Edit ボタンクリックで EditRoleAssignment に遷移し、
    //     当該ユーザーへのロールのアサインを編集して保存する
    // ・・・ためのもの。

    // GET: Roles/UserWithRoles
    // ユーザー一覧と各ユーザーにアサインされているロールを表示
    // Model は上に定義した UserWithRoleInfo クラス
    public async Task<ActionResult> UserWithRoles()
    {
      var model = new List<UserWithRoleInfo>();

      // ToList() を付与してここで DB からデータを取得して
      // DataReader を閉じておかないと、下の IsInRole メソッド
      // でエラーになるので注意
      var users = UserManager.Users.
                  OrderBy(user => user.UserName).ToList();
      var roles = RoleManager.Roles.
                  OrderBy(role => role.Name).ToList();
            
      foreach (ApplicationUser user in users)
      {
        UserWithRoleInfo info = new UserWithRoleInfo();
        info.UserId = user.Id;
        info.UserName = user.UserName;
        info.UserEmail = user.Email;

        foreach (ApplicationRole role in roles)
        {
          RoleInfo roleInfo = new RoleInfo();
          roleInfo.RoleName = role.Name;
          roleInfo.IsInThisRole = await
              UserManager.IsInRoleAsync(user.Id, role.Name);
          info.UserRoles.Add(roleInfo);
        }
        model.Add(info);
      }

      return View(model);
    }

    // GET: Roles/EditRoleAssignment/Id
    // 指定 Id のユーザーのロールへのアサインの編集
    // Model は上に定義した UserWithRoleInfo クラス
    public async Task<ActionResult> 
                        EditRoleAssignment(string id)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                            HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      var user = await UserManager.FindByIdAsync(id);

      if (user == null)
      {
        return HttpNotFound();
      }

      UserWithRoleInfo model = new UserWithRoleInfo();
      model.UserId = user.Id;
      model.UserName = user.UserName;
      model.UserEmail = user.Email;

      // ToList() を付与しておかないと下の IsInRole メソッド
      // で DataReader が閉じてないというエラーになる
      var roles = RoleManager.Roles.
                  OrderBy(role => role.Name).ToList();

      foreach (ApplicationRole role in roles)
      {
        RoleInfo roleInfo = new RoleInfo();
        roleInfo.RoleName = role.Name;
        roleInfo.IsInThisRole = await
            UserManager.IsInRoleAsync(user.Id, role.Name);
        model.UserRoles.Add(roleInfo);
      }

      return View(model);
    }

    // GET: Roles/EditRoleAssignment/Id
    // 指定 Id のユーザーのロールへのアサインの編集
    // Model は上に定義した UserWithRoleInfo クラス
    [HttpPost]
    [ValidateAntiForgeryToken]
    public async Task<ActionResult> 
      EditRoleAssignment(string id, UserWithRoleInfo model)
    {
      if (id == null)
      {
        return new HttpStatusCodeResult(
                            HttpStatusCode.BadRequest);
      }

      if (ModelState.IsValid)
      {
        IdentityResult result;

        foreach (RoleInfo roleInfo in model.UserRoles)
        {
          // id のユーザーが roleInfo.RoleName のロールに属して
          // いるか否か。以下でその情報が必要。
          bool isInRole = await 
            UserManager.IsInRoleAsync(id, roleInfo.RoleName);

          // roleInfo.IsInThisRole には編集画面でロールのチェッ
          // クボックスのチェック結果が格納されている
          if (roleInfo.IsInThisRole)
          {
            // チェックが入っていた場合

            // 既にロールにアサイン済みのユーザーを AddToRole
            // するとエラーになるので以下の判定が必要
            if (isInRole == false)
            {
              result = await UserManager.
                       AddToRoleAsync(id, roleInfo.RoleName);
              if (!result.Succeeded)
              {
                AddErrors(result);
                return View(model);
              }
            }
          }
          else
          {
            // チェックが入っていなかった場合

            // ロールにアサインされてないユーザーを
            // RemoveFromRole するとエラーになるので以下の
            // 判定が必要
            if (isInRole == true)
            {
              result = await UserManager.
                       RemoveFromRoleAsync(id, roleInfo.RoleName);
              if (!result.Succeeded)
              {
                AddErrors(result);
                return View(model);
              }
            }
          }                    
        }

        // 編集に成功したら Roles/UserWithRoles にリダイレクト
        return RedirectToAction("UserWithRoles", "Roles");
      }

      // 編集に失敗した場合、編集画面を再描画
      return View(model);
    }

    protected override void Dispose(bool disposing)
    {
      if (disposing)
      {
        if (_userManager != null)
        {
          _userManager.Dispose();
          _userManager = null;
        }

        if (_roleManager != null)
        {
          _roleManager.Dispose();
          _roleManager = null;
        }
      }

      base.Dispose(disposing);
    }

    // ModelSate にエラー情報を追加するためのヘルパメソッド
    private void AddErrors(IdentityResult result)
    {
      foreach (var error in result.Errors)
      {
        ModelState.AddModelError("", error);
      }
    }
  }
}

MSDN ライブラリの UserManager<TUser> クラスRoleManager<TRole, TKey> クラスの説明には非同期版メソッドしか書いてないのでそれらを使っていますが、同期版も拡張メソッドとして定義されているようです。ケースバイケースでどちらが適切かを考えて使い分けた方が良いかもしれません。

View はコントローラをベースにスキャフォールディング機能を利用して自動生成できます。Visual Studio でアクションメソッドのコードを右クリックして[ビューを追加(D)...]を選ぶと、そのためのダイアログが表示されます。

アクションメソッド EditRoleAssignment に対応する View は自動生成されるコードだけでは不十分でいろいろ追加・修正が必要です。以下にその完成版のコードを載せておきます。

@model Mcv5App2.Controllers.UserWithRoleInfo

@{
  ViewBag.Title = "EditRoleAssignment";
  Layout = "~/Views/Shared/_Layout.cshtml";
}

<h2>EditRoleAssignment</h2>


@using (Html.BeginForm())
{
  @Html.AntiForgeryToken()
    
  <h4>UserWithRoleInfo</h4>
  <hr />
  @Html.ValidationSummary("",new { @class="text-danger" })
  <table class="table">
    <tr>
      <th>
        @Html.DisplayNameFor(model => model.UserName)
      </th>
    @foreach (var role in Model.UserRoles)
    {
      <th>
        @Html.DisplayFor(modelItem => role.RoleName)
      </th>
    }
    </tr>
            
    <tr>
      <td>
        @Html.DisplayFor(model => model.UserName)
        @Html.HiddenFor(model => model.UserName)
        @Html.HiddenFor(model => model.UserEmail)
        @Html.HiddenFor(model => model.UserId)
      </td>
    @for (int i = 0; i < Model.UserRoles.Count; i++)
    {
      <td>
        @Html.EditorFor(model =>
                     model.UserRoles[i].IsInThisRole)
        @Html.HiddenFor(model => 
                     model.UserRoles[i].RoleName)
      </td>
    }
                    
    </tr>
  </table>
  <div class="form-group">
    <div class="col-md-offset-2 col-md-10">
      <input type="submit" value="Save" 
             class="btn btn-default" />
    </div>
  </div>
}

<div>
  @Html.ActionLink("Back to List", "UserWithRoles")
</div>

@section Scripts {
  @Scripts.Render("~/bundles/jqueryval")
}

上の View のコードで注意すべき点は、コレクション(上の例では Model.UserRoles で取得できる RoleInfo クラスのコレクション) についてはレンダリングされる html 要素の name 属性が連番のインデックスを含むようにすることです。具体的には、name="prefix[index].Property" というパターンにします。

そうしないとモデルバインディングがうまくいきません。その理由など詳しくは先の記事「コレクションのデータアノテーション検証」を見てください。

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2010年5月にこのブログを立ち上げました。その後 ブログ2 を追加し、ここは ASP.NET 関係のトピックス、ブログ2はそれ以外のトピックスに分けました。

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