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アップロードされたファイルの一時保存先

by WebSurfer 1. August 2011 23:01

サーバーにアップロードされたファイルがディスクに書き込まれる前に、サーバーのどこに一時保存されるでしょうか?

アップロードしたファイルの一時保存先

メモリかと思っていましたが、そうではなくて、ある値を超えるとディスクにバッファリングされるそうです。

その「ある値」というのは、httpRuntime 要素の requestLengthDiskThreshold 属性の 設定値で、デフォルト値はフォームやアップロードされたファイルすべてを含めて .NET 3.5, 4 の場合 80KB、.NET 2.0, 3.0 の場合は 256 バイトです(下の注記参照)。

以前、フォーラムで、「FileUpload を Session に保存しておいて、後で Save しようとしたが、ファイルサイズが大きいと失敗する。そのサイズの限度が大体 80KB」という報告があって、その原因究明に悩んだという話がありました。ディスクにバッファリングされることを知って理由が分りました。どうやらディスクに一時保存されたファイルは、サーバーが応答を返した後、消去されてしまうようです。

80KB 程度でディスクにバッファリングするのは効率が悪そうですが、同時に多数のユーザーがファイルをアップロードするようなサイトでは、メモリが分断されてすぐにメモリ不足になってしまうそうです。

逆に、めったに大きなファイルのアップロードはないサイトなら、ディスクにバッファリングされないように requestLengthDiskThreshold 属性の設定値を大きくしておく方がよさそうです。ちなみに、このブログでは 16MB に設定してあります。

<注>

デフォルト値は、以下のように MSDN ライブラリに書いてあることがいろいろ違っていて、イマイチはっきりしないので注意してください。

FileUpload クラス:要求の処理中にアップロードするファイルをメモリ内とサーバー上のどちらに一時的に格納するかを制御するには、httpRuntime 要素の requestLengthDiskThreshold 属性を設定します。この属性を設定すると、入力ストリームバッファーのサイズを管理できます。既定値は 256 バイトです。

HttpPostedFile クラス:既定では、フォームフィールドやアップロードされたファイルを含めて、サイズが 256KB を超えるすべての要求は、サーバーのメモリにではなくディスクにバッファーされます。

HttpRuntimeSection クラスの RequestLengthDiskThreshold プロパティ:入力ストリーム バッファリングのしきい値を示すバイト数。 既定値は 256 バイトです。

httpRuntime 要素の requestLengthDiskThreshold 属性:入力ストリームのバッファリングしきい値の限界値を KB 単位で指定します。 この値は、maxRequestLength 属性を超えないようにします。この属性は .NET Framework 2.0 で新たに追加されました。既定値は、80KB です。(左記は .NET 3.5, 4 の説明です。.NET 2.0, 3.0 の説明では「既定値は 256 です」となっています)。

実際に HttpRuntimeSection.RequestLengthDiskThreshold プロパティでデフォルト値を取得してみたところ、.NET 3.5, 4 の場合 80 でした(上の画像参照)。

MSDN ライブラリの RequestLengthDiskThreshold プロパティの説明では "プロパティは、入力ストリームのバッファリングのしきい値をバイト数で指定します" となっています(KB ではなくて)。でも、実際は 80 バイトではなくて、80KB が正解のように思われます。

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2010年5月にこのブログを立ち上げました。その後 ブログ2 を追加し、ここは ASP.NET 関係のトピックス、ブログ2はそれ以外のトピックスに分けました。

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