先の記事「Visual Studio 2026 AI 駆動開発」で書きましたように、Free (無償版) の GitHub Copilot を Visual Studio 2026 の Chat Window と IDE 全体で使えるようにしました。
GitHub Copilot には使用回数に制限がありますがそれについて調べたこと、および、それに関連するプレミアムリクエスト、プレミアムモデルについて調べたことを書きます。
注: この記事を書いた時点で GitHub のドキュメントなどを調べて得た情報です。プレミアムリクエストの導入が 2025 年 6 月とのことで、それ以前はどうなっていたかは不明です。また、生成 AI の世界は日進月歩で進化しているようですので、ここに書いたことも明日は違うかもしれません。ご注意ください。
まず、Free (無償版) の使用回数制限ですが、この記事を書いた時点では、チャットは 50 回/月、コード補完は 2,000 回/月に制限されています。
ちなみに、どのぐらい使用したかは、 Visual Studio 2026 では下の画像のようにの左上に表示されている GitHub Copilot のメニューを開いて、

赤枠で示した [Copilot Usage] をクリックすると、下の画像のように使用状況が表示されます (画像は Free 版の場合です)。

有償版でもプレミアムリクエストには制限があります。例えば Pro は 300 回/月、Pro+ は 1,500 回/月となっています。詳しくは GitHub のドキュメント「Plans for GitHub Copilot」の Comparing Copilot plans のセクションを見てください。
では、プレミアムリクエストとは何かですが、GitHub のドキュメント「GitHub Copilot プレミアム リクエスト」や「GitHub Copilot における要求」に詳しい説明があります。
いろいろなケースがあるようですが、自分に特に関係するのは上に挙げた前者のドキュメントの「Premium 要求とは」のセクションに書いてある "プレミアムモデルを使った Copilot チャットの使用" のようですので、それについて調べたことを書きます。
まず、どの AI モデルが GitHub Copilot のどのプランで利用できるかですが、それについては GitHub のドキュメント「Plans for GitHub Copilot」の Models のセクションを見てください。
Visual Studio 2026 では、下の画像のようにチャットウィンドウで赤丸印のアイコンをクリックすると、使用できる AI モデルが表示されます (画像は Free 版の場合です)。

そして、どの AI モデルがプレミアムモデルになるかですが、それについては GitHub のドキュメント「GitHub Copilot における要求」の Model multipliers のセクションを見てください。そのリストの中で Multiplier がゼロではない AI モデルが GitHub Copilot のチャットにおけるプレミアムモデルになります。(上の画像では Variable が Multiplier に該当します。Free 版なので全部 1 になっています)
有償版のチャットは無制限という記事を目にしますが、それは使用する AI モデルの Multiplier がゼロの場合 (AI モデルが Included Models の場合) に限ります。上に紹介した GitHub のドキュメントに "GPT-5 mini, GPT-4.1 and GPT-4o are the included models, and do not consume any premium requests if you are on a paid plan." と書いてある通りです。
一方、使用する AI モデルの Multiplier がゼロではない場合、1 回のチャットで Multiplier の数を掛けた回数のプレミアムリクエストが行われたことになります。GitHub のドキュメントに "Using Claude Opus 4.5 in Copilot Chat: With a 3× multiplier, one interaction counts as 3 premium requests." と書いてある通りです。
Copilot Free (無償版) の場合は、利用できるすべての AI モデルの Multiplier が 1 になっていますので、1 回のチャットで 1 回のプレミアムリクエストとなります。
数ある AI モデルの内どのモデルを使えばいいのかは、@IT の記事「GitHub CopilotのAIモデル、どれを選べばよいのか?」や GitHub の公式ドキュメント「AI model comparison」が参考になると思います。
上に挙げた記事には各 AI モデルのメリット・デメリットなどいろいろ書いてありますが、後者の記事を読んだ限りでは、Visual Studio 2026 + Copilot Free (無償版) でチャットを行う場合は現時点でのデフォルト GPT-5 mini でよさそうです。
特定の AI モデルを選択しないで、上の画像に選択肢がある Auto に設定する方法もあります。詳しくは Microsoft のドキュメント「Introducing Copilot auto model selection (preview)」を見てください。
有償版の場合は Auto に設定すると、10% の割引があるとか、プレミアムリクエストの上限を超えた場合は自動的に Multiplier がゼロの AI モデルを使うというメリットがあるようです。Free 版の場合はデフォルトの GPT-5 mini 固定で良いと思います。