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Intel 330 Series SSD

by WebSurfer 2012年5月10日 22:19

先日、秋葉原に行った時 に Intel 製 330 シリーズ 120GB SSD を買ってきました。これを Gateway のノート PC の 100GB HDD と置き換えましたので、その顛末(トラブル)と結果(はたして爆速になったか?)を書いておきます。

付属品を含めた SSD の写真

まず、作業を始める前に、付属の CD-ROM にある「取り付けガイド」を一読することをお勧めします。インテルの Web サイトでも同様な情報は入手できますが、情報が古かったりします。この記事を書いている時点では、最適化ツール(インテル SSD ツールボックス)の情報が、Web サイトのものは古かったです。

(1) SSD を PC に接続

最初の作業は、既存の HDD から、OS を含めすべてのデータを SSD に移行する(要するに、既存 HDD のクローンを SSD に作成する)ことですが、そのためには SSD をノート PC に接続しなければなりません。

添付 CD-ROM の「取り付けガイド」や紙の説明書には、SATA - USB 変換ケーブルが添付品に含まれていて、それを利用して接続するように書かれていましたが、今回購入した SSD には変換ケーブルは付属していませんでした(上の写真の通り)。

調べてみると、リテールボックスとリセラーボックス というのがあって、リテールボックスには SATA - USB 変換ケーブルが付属しているようです。自分が買ったのはリセラーボックスらしいです。

何か使えるものはないかと探したところ、昔買った外付け HDD ケース(ケース、インターフェイス、電源のセット。HDD は別売)があるのを思い出しました。これに入っていた HDD を SSD と入れ替えて、SSD をノート PC に USB 接続することはできました。

外付け HDD キットを使って SSD を USB 接続している写真

次のステップとして、インテル Data Migration Software というクローン作成ツールをダウンロードして、HDD のデータを SDD に移行するための作業を始めました・・・が、ツールがインストールできません。(汗)

ツールのインストーラーは、インテル製 SSD が PC に接続されていることを認識しないと、ツールをインストールしないようになっているらしいです。(SSD は間違いなく PC に接続できていているのですが、何故かインストーラーは認識してくれません)

フォーマットしたら認識してくれるかと思って、フォーマットして再度トライしてみましたが、ダメでした。(後で知ったことですが、Data Migration Software は移行前に自動的に SSD のフォーマットを行うので、そもそも手動でフォーマットする必要はないようです)

原因を探るためにあちこちググっている時、Intel Support Community に同様な問題が報告されているのを見つけました。インテルの人の書き込みによると、"Can Device Manager see the SSD as Intel or just a generic storage device? If Windows cannot identify it as an Intel device, then the Data Migration tool won't either." とのことです。

確かに、デバイスマネージャーを見ると、Intel の SSD とは認識されていません。どうも、外付け HDD キットに内蔵された SATA - USB インターフェイスが、OS から Intel SSD を見えなくしているようです。

SATA - USB 変換ケーブルを使った場合のデバイスマネージャーの表示

試しに、デスクトップ PC で、マザーボード上の SATA コネクタに直接 SSD を接続した場合は、BIOS でもデバイスマネージャーでも Intel SSD が認識されていました。ツール(インテル Data Migration Software)も、デスクトップ PC には、問題なくインストールできました。

SATA 直接接続の場合のデバイスマネージャーの表示

というわけで、手持ちの外付け HDD キットの SATA - USB インターフェイスは使えないという結論に至りました。

解決策は、以下の 3 つしかなさそうです。

  1. 別のクローン作成ツールを入手する。
  2. 別の SATA - USB 変換インターフェイス(ケーブル)を入手する。
  3. デスクトップ PC に SSD とノート PC の HDD を接続してクローンを作る。

上記 1 は、優秀なフリーソフトがあるそうですが、何となく面倒に思えたので止めました。(笑)

上記 2 は、新たにSATA - USB 変換ケーブルを買うしかないのですが、余計なお金がかかるし、別のものにしても同様な問題が出るかもしれないので止めました。

という訳で、上記 3 の方法で行くことにしました。ノート PC の既存の HDD は、ノート PC から外して、デスクトップ PC の SATA 端子と電源コネクタに直接接続しました。

デスクトップ PC に HDD と SSD を接続

(2) データの移行

データの移行には、上記 (1) に書きましたが、インテルから無償で提供されている Data Migration Software というクローン作成ツールを使います。

その入手方法やインストール方法は、添付 CD-ROM の「取り付けガイド」や、インテルの HP の インテル Data Migration Software の使用方法 のページに書かれていますので、それを見てください。

クローン作成の手順は、標準の接続方法と違うためかどうか分りませんが、「取り付けガイド」や Web ページに書いてあることとは少々違いました。でも、特に難しいことはないので、画面に従って作業を進めていけば、問題なくクローン SSD が作成できると思います。

HDD のクローン作成中の PC 画面のスナップショット

(3) SSD をノート PC に実装

クローン SDD が作成できたら、それをノート PC に実装してやります。幸いにも Gateway のノート PC は、ユーザーが HDD を交換する前提で設計されていたので、この作業は簡単でした。

ノート PC への SSD 取り付け

交換後、PC の電源を ON にするだけで問題なく OS が立ち上がり、ノート PC は使用可能になりました。(2012/5/11 追記:正確には、最初の起動で SSD 用のデバイスドライバが自動的にインストールされ、その後、再起動が必要になります)

(4) インテル SSD ツールボックスのインストール

SSD の性能を維持・管理していくために必要なツール、インテル SSD ツールボックスをインストールします。

SSD は、HDD と異なり、直接データの上書きができない等の理由により、使い込むにつれ性能が低下してしまうという特有の問題を持っているそうです。その理由については、インテル SSD オプティマイザー を参照してください。

その問題を解決して、SSD の性能を維持できるようにするため、インテル SSD ツールボックスに含まれている SSD オプティマイザーを利用して、手動もしくはあらかじめ設定した一定の間隔で Data Set Management Command(Trim コマンド)を実行できるようにします。

なお、Windows 7 では、Trim コマンドの自動実行による最適化機能が OS 自体に備わっているので、インテルの SSD オプティマイザーを使う必要はないそうです。今回 HDD を交換したノート PC の OS は Vista なので、インテル SSD ツールボックスをインテルの HP からダウンロードしてインストールし、SSD オプティマイザーの設定を行いました。

SSD オプティマイザーの設定

Windows 7 ではインテルの SSD オプティマイザーは不要と書きましたが、インテル SSD ツールボックスには SSD オプティマイザー以外に有用なツールが多々ありますので、Windows 7 でもインテル SSD ツールボックスはインストールしておいた方がよさそうです。

(5) デフラグの無効化

最後に、SSD の寿命を縮めることになるデフラグを無効化・・・と思って作業を始めましたが、何故かすでに無効になっていました。

上記 (4) のステップで、インテル SSD ツールボックスをインストールして設定する際に、[System Tuner]のメニューを操作したのですが、その時無効化されたようです。デフラグのほか、SSD には望ましくない機能である Superfetch/Prefetch、ReadyBoost があるそうですが、自分でレジストリをいじらなくても、このメニューを操作して無効化できるみたいです。

(2012/5/11 追記:Superfetch/Prefetch そのものが問題ではなくて、デフラグツールと連動して、ハードディスクのアクセスの速い場所に Fetch したプログラムを配置するという機能が問題のようです。ReadyBoost は Superfetch 機能の一部らしく、これもデフラグと関係がありそうです。参考:Intel Support CommunityWindowsの高速化・最適化

System Tuner でデフラグを無効化

なお、手動でデフラグを無効化するには、Vista では[スタート]⇒[アクセサリ]⇒[システム ツール]⇒[ディスク デフラグ ツール]で表示されるダイアログで、[スケジュールどおりに実行する]のチェックを外します。

Windows 7 では、SSD を検出したら、そのデバイスに対しデフォルトで自動デフラグを無効にするので、この操作は不要ということです。

ここまでで HDD から SSD への移行、PC の設定作業は完了です。

(6) 結果(爆速になったか?)

さて、交換した結果ですが、PC の立ち上げやアプリの起動を見ていると、爆速とまでは言えないものの、かなり速くなった感じはします。ただし、計測したわけではなく、あくまで感覚的になので、「気のせいじゃないのか?」といわれると、そうかもしれないというレベルです。(笑)

ノート PC 本体は 5 年ほど前に買ったものなので、多分 3 Gbps の SATA2 だと思います。6 Gbps SATA3 インターフェースに対応する最新のチップセットが乗ったマザーボードと組み合わせれば爆速に感じるのかもしれませんね。

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PC

GW 最終日の秋葉原

by WebSurfer 2012年5月7日 21:45

GW 最終日に秋葉原に行ってきました。(記事の日付は 5/7 になっていますが、行ったのは 5/6 です)

連休終わり頃になってやっと天候が回復したので、最終日は朝 椿ライン に行って、その日の午後秋葉原に行くという濃い一日となりました。

目的は、電気街の PC ショップに行って、最近発売されたビデオカードや SSD などのパーツを見て回ることでした。

その時の写真を、またフォトギャラリー風にアップしてみました。前回の記事では横方向に並べてみましたが、比較のため、今回は縦方向に並べて書いてみました。どっちもどっちという感じで、あまり冴えないですね。(汗)

秋葉原の中央通り(その1) 秋葉原の中央通り(その1)
秋葉原のメインストリート「中央通り」です。万世橋から電気街方向を写した写真です。陸橋を走っているのは総武線で、向かって右方向が秋葉原駅になります。今日は日曜日ということでホコ天になっていました。
秋葉原の中央通り(その2) 秋葉原の中央通り(その2)
同じく「中央通り」で、上の写真とは反対に、電気街から万世橋方向を写した写真です。例の事件の後、ホコ天では路上パフォーマンスは禁止とのことで、昔のようなショー(?)は見れなくなってしまったのが残念です。(笑)
ドンキホーテの 8F の AKB48 劇場 ドンキホーテの 8F の AKB48 劇場
AKB48 劇場があるドンキホーテの 8F です。PC パーツを見に行った奴が、何でこんなところにいるんだと言われそうですね。(汗) PC ショップを見終わった後、たまたま通ったら、8F に入れるとのことだったので行ってみました。
AKB48 劇場の Information AKB48 劇場の Information
前の写真に写っているエスカレータを降りて、U ターンするように左に曲がると、劇場の入口 Information があります。ここから先は、TV などでは何度か見たことがありますが、実物を見るのは初めてでした。
AKB48 劇場のメンバーの写真 AKB48 劇場のメンバーの写真
Information を通って劇場に向かう通路の壁に掲げてあるメンバーの写真です。チーム別に、名前のあいうえお順に並べてありました。
AKB48 劇場の MVP のネームプレート AKB48 劇場の MVP のネームプレート
ある回数以上(100 回以上?)劇場に通うと MVP になれるそうです。写真はその人たちのネームプレートです。いまだに掲示してあるんですね。
AKB48 劇場の入口 AKB48 劇場の入口
携帯のカメラのフラッシュでは暗くて写りがイマイチですが、ここが劇場の入口です。残念ながらこの先には入れませんでした。
Intel 330 シリーズ SSD Intel 330 シリーズ SSD
で、最後になってやっと出てきましたが、今回買った PC パーツ、Intel 製 330 シリーズの 120GB SSD の写真です。5 年近く前に買った ノート PC の HDD の寿命が近そうなので、交換してみようと思って買いました。爆速になる・・・のは無理かもしれませんが、多少は速くなることも期待しています。

わざわざ遠い秋葉原まで行かなくても SSD ぐらいは近くの店でも買えるのですが、秋葉原に行くことに意義があるのです。運がいいと、上の写真のような AKB48 劇場などが見学できますので。(笑)

今回の記事は AKB48 劇場の話ばかりで、肝心の SSD の話がありませんが、それについては、OS やデーターの移行や PC 本体へのインストールが完了してから書くことにします。

はたして、PC の起動や、アプリの立ち上げは爆速になるでしょうか?

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General

椿ラインに行ってきました

by WebSurfer 2012年5月6日 22:53

GW 最終日に椿ラインに行ってきました。今回の記事は、せっかくインストールしながら十分使えてなかった LightBox を有効活用すべく、フォトギャラリー風に書いてみました。(笑)

行きの西湘 PA 「しとどのいわや」のバス停 椿台の駐車ペース全景 神奈川の景勝 50 選だそうです S さんのバイク CNR929RR 自分のバイク CBR954RR 帰りの西湘 PA
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  1. 写真は途中に立ち寄った西湘 PA のバイク駐輪場です。自宅からは、いつも R134 ⇒ 西湘バイパス ⇒ R135 を通って、湯河原経由で椿ラインに行きます。西湘 PA は西湘バイパスのほぼ真ん中にあります。
  2. 椿ラインが始まる奥湯河原と終点の大観山のほぼ真ん中あたりにある「しとどのいわや」のバス停です。この右側に駐車場があって、そこがたまり場になっています。
  3. 駐車場の全景です。右手が通称「ギャラリーコーナー」と呼ばれています。ここに来るのは実に 2 年振りです。さすがに 2 年も経つと常連さんも代替わりしていて、ほとんど知らない人ばかりでした。(汗)
  4. 駐車場(椿台と言うのだそうです)から海の方向を見た写真です。今日はモヤっていたので景色はイマイチでしたが、見通しがいい日は「かながわの景勝 50 選」と言うだけのことはあるようです。
  5. 昔からの常連の S さんに 2 年ぶりにお会いしました。写真は S さんのバイク CBR929RR です。2000 年モデルですから、もう 12 年同じバイクに乗っているのですね。7 ~ 8 年前は、冗談で「旧車」とか呼んでいたんですが、すでにその域を超えているようです。
  6. 自分のバイク CBR954RR です。これは 2002 年モデルですから、すでに 10 も経ってしまいました。これももう旧車の域を超えていますね。(笑)
  7. 帰りの西湘 PA です。椿の帰りは、毎回、ここでコーヒーを飲むのが楽しみ(?)になっています。ここまで来れば、あともう一息で自宅です。

という訳で、GW の最初に予定した通りバイクの整備を完了して椿に行ってきました。とは言え、2 年ぶりということもあってビビッて走っていたので、ふと気づくと後ろに渋滞ができいるという状態でしたが。(汗)

今シーズンは何回か通って、少しは以前の勘を取り戻し、自分の後ろに渋滞ができない程度にはしたいと思っているのですが・・・

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